【復習用数Ⅱ】結局、正の数と平方の大小関係ってどうなっているの?
こんにちは、ぬんける|ブログ始めたて (@nunkeruinvade3) | Twitterです
今回は短い内容ですが、数学Ⅱの第1章
整式の不等式のなかの
「正の数と平方の大小関係」について解説していきます
正の数と平方の数の大小
みなさんに質問です
この関係は成り立つでしょうか
a,bを実数として
a>b⇔a^2>b^2
※^2は二乗という意味です
まず、a>bのとき必ずa^2>b^2になるのか、考えてみましょう
a,bにそれぞれ数を代入してみてください
a=3,b=2を代入してみましょう
a>bでありa^2>b^2⇒9>4で満たします
それでは、a=2, b=-3を代入してみましょう
a^2=4, b^2=9より満たしません
よって、a>b ⇔ a^2>b^2のとき、a>0かつb>0である必要があります
応用問題
a>0, b>0のとき、
(√a+√b)>√a+bとなることを証明しなさい
解答
証)a>0, b>0のため
(√a+√b)^2=a+2√ab+b-①
(√a+b)^2=a+b‐② となる
①‐②=2√abとなるが、
2√ab>0であるため
①‐②>0
よって(√a+√b)>√a+bを満たす 🈡
今回は、正の数とその平方の大小関係について解説しました
数Ⅱの基礎となる部分なんでしっかり復習しましょう
おつかれさまでした