【休日娯楽】『アルキメデスの大戦』を見てみた!(菅田将暉、浜辺美波)
皆さんこんにちは、ぬんける (@nunkeruinvade3) | Twitterです
今回から、勉強記事の合間に投稿する雑記型記事
【休憩】を始めたいと思います!
今まで書いていたゲーム記事はオープニングになります笑
今回は「アルキメデスの大戦」という戦前1930年代の日本を舞台にした
菅田将暉さん主演の映画を観た感想をつらつら書いていきます
1.映画情報
田中正二郎:柄本佑
尾崎鏡子:浜辺美波 他
・あらすじ
日本と欧米の対立が激化する昭和8年、日本帝国海軍上層部は巨大戦艦の建造計画「平山案」に大きな期待を寄せていたが、海軍少将・山本五十六はその計画に待ったをかけた。山本は代替案を提案するも、上層部は世界に誇示する大きさを誇る平山案の戦艦を支持していた。山本は大和の建造にかかる莫大な費用を算出し、大和建造計画の裏に隠された不正を暴くべく、天才数学者・櫂直を海軍に招き入れる。数学的能力、そして持ち前の度胸を活かし、大和の試算を行っていく櫂の前に帝国海軍の大きな壁が立ちはだかる。世話役の田中、元教え子の鏡子と協力し、平山案の陰謀を暴こうとするが…
2.ここを見てほしい!
この映画はいわゆる戦争映画とは異なり、
戦争=悪 のみを伝えようとしているわけではありません
半沢直樹のように、一人の小さな天才が大きな軍部に立ち向かう、
そのような描写に心を打たれます
ただの戦争映画ではない、少し特殊な視点で見れるところが最大の注目ポイントです
3.感想
3-1 愛する人のために…
櫂直はもともと軍部に入ることはおろか、日本に残ることすら嫌がっていました
その理由は、「ろくでもない人間が中枢にいる日本」に対し憎悪を抱いているからです
そのため、自分の愛する鏡子を日本においてアメリカに発とうとします
しかし、自分が日本を去ってしまっては、日本は破壊され、鏡子も不幸になってしまう…
そこで、櫂直は日本に残り軍の陰謀を暴こうと決意するのです
これはまさに愛する人のために自己を犠牲にしていると言えます
アメリカに行けば、戦争で日本がつぶれても自分は生き残れるでしょう
それでも、櫂直は日本に残る決意をしましたね
鏡子とアメリカへ駆け落ちしちゃえばいいという考えを除けばですが…笑
3-2 軍部の厳しさ!
舞台は1930年代、まさに軍閥政治まっただ中。
軍の内部的な厳しさや狡猾さが伝わってきます
年功序列であり、成績を重要視する
当時の日本の厳正な雰囲気を肌身をもって感じました…
3-3 どの年齢層でも楽しめる!
この映画は、戦争映画のように重い、切ない描写があまりありません
どちらかというと、わくわくさせるような音楽や描写が多いです
戦争映画が好きじゃない人も、そうでない人も
この映画をはじめから最後まで楽しめると思います
豪華な役者陣、研ぎ澄まされた演出
歴史的背景を学びたい人にもお勧めです!
まとめ
今回は、『アルキメデスの大戦』について語ってみました
戦争映画ですが、愛する人のために犠牲を払うことの重さと尊さがうかがえました
主人公の菅田将暉演じる櫂直と柄本佑演じる田中正二郎のやりとりも痛快です
ぜひ勉強の合間にご覧になってみてはいかがでしょうか!