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【歴史映画】結局チャップリンの作品ってどういう映画なの?チャップリン作「独裁者」を見てみた

独裁者



こんにちは、モノクロ無言映画大好き、ぬんける (@nunkeruinvade3) | Twitterです

 

みなさんはチャールズ・チャップリンを知っていますか?

 

チャップリンは「喜劇王」とよばれ、山高帽に大きな靴、ちょび髭にステッキという「放浪者」チャーリーを通じて世界的に人気を誇った映画史の最重要人物の一人です

今回は、そんな世界一のコメディアン、チャップリンの映画「独裁者」を見ていきます

 

 

1.映画情報

独裁者

 

作品名:「独裁者」(英名「The Great Dictaor」)

 

監督/脚本/製作:チャールズ・チャップリン

 

出演:チャールズ・チャップリン(チャールズ・チャップリン)

   ポーレット・ゴダード(ハンナ)

   ジャック・オーキー(ナパロニ)

 

あらすじ

チャールズチャップリン初のトーキー映画にして最高傑作の風刺コメディ

床屋のチャールズは第一次世界大戦中の墜落事故により記憶を失ってしまう

ハンナという女性と仲良くなり二人で亡命を企てるが、チャールズは独裁者ヒンケルによるユダヤ人迫害政策によって牢屋に入れられてしまう…

 

※トーキーとは、映像フィルムに音声を記録した映画のこと

 チャップリンの作品はは当時サイレント映画のみだった

 

2.見どころ

ヒトラーとムッソリーニを風刺

 

この映画の見どころを3つ紹介します

 

チャップリン特有の風刺のきいたコメディ!

チャップリンといえば社会を風刺するコメディ映画のイメージが強いですが、この「独裁者」もおなじくコメディ味が強く、時独裁者ヒトラーを痛烈に皮肉しています

 

ヒンケルとチャーリーの二役を同時に演じる!

チャップリンは床屋のチャーリーと独裁者ヒンケルの二人を演じています

ヒンケル図々しく、傲慢な雰囲気と、チャーリーの弱弱しく滑稽な演技を使い分けており、どちらも楽しめます

 

最後の演説が最も見るべきポイント!

最後の演説シーン

 

ユダヤ人であるがゆえに牢屋に入れられてしまったチャーリーですが、軍服を着て逃げ出した時にヒンケルと勘違いされ立場が入れ替わってしまいます

そして、国のリーダーとしての演説を求められるのですが、これがこの映画の最大にして最高のシーンとなっています

彼が訴えたのは「自由と寛容、人種を超えた融和」

第二次世界大戦下の当時はとても深く心に刺さったでしょう

 

3.感想

この映画を知った時はすでにチャップリンの名作「モダン・タイムズ」を見たことがあったので、コメディ要素に期待しながら見ていたのですが、最後のクライマックスでの

演説で今でも深く考えさせられるような内容を語っておりとても感動しました

 

チャップリン特有のパンチのきいた皮肉や風刺が作品にユーモアを持たせてくれている反面、しっかり芯の通ったメッセージ性も持っている、まさに最高傑作だと思います

 

チャップリンヒトラーはとても似た生い立ちを歩んでおり、そこに注目してみるともっと映画を楽しめます!

 

ぜひ、みなさんも一度はご覧になってみてください!

 

お疲れさまでした

 

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