【10分でマスター】結局、N進法って何?どうやって変換するの?
こんにちは、ぬんけるです
ということで、今日はお堅い内容
「数A N進法」をやっていこうと思います!
N進法と聞いてパッと頭に思い付いたものってなんですか?
おそらく、知っている人は
「あのめんどくさいやつね…」
という感じでしょうか
僕はそういう風に感じていました
なので、今回は初学者でもわかるくらい簡単にまとめてみました
今回、そのマイナスのイメージを打破しましょう!
では、これからN進法を解説してきます
1.そもそもN進法って?
N進法とは、
〔「各位の数字を上の位から並べて数を表す方法」である
『位取り記数法』をもとに、その基盤となる数(底といいます)を用いて数を表す方法 〕
です
簡単に説明すると「0~(n-1)までの数を用いて数を表す」
私たちが普段使っている
1 10 100 1000・・・は10進法となります
使っている数字は0~9で、n=10です
2進法なら 1 10 11 100 101・・・のように、
10進法で言う2を使う時に位が上がります
※2進数というのは、1と0で構成された数で、コンピュータの信号などで用いられています
N進法は「あてはめて計算」で解けます
簡単ですね!
どれはどういうことかを今から説明します
すべての自然数は
a+10b+100c+・・・
で表すことができます
自然数というのは整数の中でも特に正の数のものです
これを変形すると
10^0a+10b+10^2c+10^3d・・・(^は何乗という意味です)
10進法なので、10の何乗が掛けられるわけですね
これにのっとると、N進法のとき
n^0a+n^1b+n^2c+n^3d+・・・となるのです
これがN進法のからくりです
N進法を10進法に変換するときは、右から数えてm番目の数について
それはnをm乗した数なので
a×n^m
この計算をほかの位でもやっていきます
10110(2進数)を10進数にするなら、
0→1×2^0⇒0
1→1×2^1⇒2
1→1×2^2⇒4
0→0×2^3⇒0
1→1×2^4⇒16
最後に、それぞれの数を合計します
A. 22
2.N進法と10進法の変換 演習
10011₍₂₎ を10進数で表せ (目標時間3分)
ちなみに、N進法を解くにあたって、その数が何進法かを表すために
右下に₍n₎と記入するルールがあります
どうでしたか、解けましたか?
1(2^0)+1(2^1)+1(2^4)=19
A. 19
3.まとめ
N進法とは、
〔「各位の数字を上の位から並べて数を表す方法」である
『位取り記数法』をもとに、その基盤となる数(底といいます)を用いて数を表す方 〕
それをもとに自然数を表すと、
n^0a+n^1b+n^2c+n^3d+・・・
となります
ではまた、おつかれさまでした!